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2012年10月11日木曜日

結局高くて良いものは売れるのか売れないのか(その2)・・・「99.9%成功するしかけ」に学ぶ脱下請け

前回は、老舗繊維メーカーの廃業の話にまつわる、いわゆるサプライヤたるB2B起業が本当にエンドユーザに働きかけられる可能性があるのか?
という疑問を呈したところで終わりました。

一つの動きとして、昨今流行りの脱下請けを旗印に最終製品を作り出す動き。素晴らしいです。
でも、そのことばかりが大きく取り上げられることに、「違和感」を感じないでもない。
「脱下請けってどういう意味なんでしょう? みんなが最終製品メーカーになっちゃうこと?」
多分、そういうことではないでしょう。

どの企業もあくまでも本業を極めて、元請けの都合に左右されずに自分で自分の運命を決められることだと思います。

ということは、メーカーにでも業態転換をしない限りは、あくまでも、パーツやコンポーネント、あるいは素材を提供するという立場から、メーカーの手綱を握るような動きができることが重要だと言うことになります。

自分が部品サプライヤであっても、素材メーカーであっても、その立場を変えることなく脱下請けは可能だと思うのです。

もっと言えば自分で市場を生み出すことができると思うのです。


***

でも、具体的にはどうすれば良いのか?

そんなことを思っていた時に読んだのが、

99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル