2012年10月11日木曜日

結局高くて良いものは売れるのか売れないのか(その2)・・・「99.9%成功するしかけ」に学ぶ脱下請け

前回は、老舗繊維メーカーの廃業の話にまつわる、いわゆるサプライヤたるB2B起業が本当にエンドユーザに働きかけられる可能性があるのか?
という疑問を呈したところで終わりました。

一つの動きとして、昨今流行りの脱下請けを旗印に最終製品を作り出す動き。素晴らしいです。
でも、そのことばかりが大きく取り上げられることに、「違和感」を感じないでもない。
「脱下請けってどういう意味なんでしょう? みんなが最終製品メーカーになっちゃうこと?」
多分、そういうことではないでしょう。

どの企業もあくまでも本業を極めて、元請けの都合に左右されずに自分で自分の運命を決められることだと思います。

ということは、メーカーにでも業態転換をしない限りは、あくまでも、パーツやコンポーネント、あるいは素材を提供するという立場から、メーカーの手綱を握るような動きができることが重要だと言うことになります。

自分が部品サプライヤであっても、素材メーカーであっても、その立場を変えることなく脱下請けは可能だと思うのです。

もっと言えば自分で市場を生み出すことができると思うのです。


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でも、具体的にはどうすれば良いのか?

そんなことを思っていた時に読んだのが、

99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル

2012年10月10日水曜日

結局高くて良いものは売れるのか売れないのか(その1)・・・老舗繊維メーカーの廃業に考える

本日(2012年10月10日)付けの日経ビジネスオンラインに

「いい物を作れば生き残る」のウソ
ある優良繊維メーカーの破綻

という記事があった。(*1)

詳しくは、そちらの記事を読んで欲しいのだが、つまるところ、東京都八王子市の織物メーカー、みやしんが廃業を決めたということだ。

この「みやしん」という会社は、他の業界の例えば部品メーカーや素材メーカーと同様、一般には知名度があるわけではない。しかし、この業界では高品質のモノづくりを行い、高名なデザイナーに対しても生地の提供を行い、また過去にはテキスタイルネットワーク展を呼びかけ軌道にのせ、情報発信力があったにも関わらず、廃業に追い込まれたからだ。

だからこそ、普通なら従業員9名程度の繊維メーカーにも関わらずこの廃業がニュースになったということのようだ。

この企業はバブル崩壊後、90年代後半のピークの売上の約1億5000万円から徐々に減っていき、昨年は赤字。

徐々に、「高くて良いもの」は売れなくなったいったようだ。そして、取引先からの「1メートルあたり2000円」の生地は使えない、ということが廃業への決断につながったというのだ。

さて、これは何らかのモノを作る業界では、どこでも起きていることなのではないだろうか。

2012年10月8日月曜日

「Hojoki」ほっといてもライフログ作成とチームのコラボができる

簡単に自分のアクティビティのログをとれること

最近ライフログを取ることが大事!とまでは言わなくても、もったいないなんてことが言われることがあります。 ということで、ライフログを取るための道具の筆頭としてあげられるのがEvernoteですね。

Evernoteはその使いやすさとともに、パソコンだけでなくiPhoneやAndroidなどのアドオンアプリなどの充実で、ちょっとしたメモから、写真の投稿まで実に簡単に行うことができます。

私もちょっとした思いつきから、ちょっと間食や買い物をした時のレシートの写真、ミーティングのメモや議事録、ウェブで見た気になった記事をはじめウェブのクリッピングなど様々なものを取り込んでいます。

ライフログのソースは一つだけではない
でも、記録のソースはEvernoteだけではありませんね。Evernoteが唯一の情報ソースだとすれば、イチイチEvernoteにすべてを取り込まないといけません。

2012年10月5日金曜日

あなたのアカウント情報抜かれていない? セキュリティと便利さの間で

頻発している?セキュリティの問題

それほど頻発しているわけではないですが、twitterのアカウントから情報を抜かれたとか、少し有名な話しだと、アルファブロガーで経済評論家の池田信夫氏のGmailのアカウントが乗っ取られというニュースでネットが賑わっていたような。

誰でもターゲットになりえますし、私もGmailのヘビーユーザーなので、あまり他人ごととも言えません。

この問題への対処としては、やはりセキュリティのレベルを上げるというのが正当な対応となると思います。

対応方法としては、

2012年10月3日水曜日

MacでプレゼンをやりながらiPadのデモを便利にやるツール


MacでプレゼンをやりながらiPadのデモを便利にやるツール

昨日、Apple Store銀座店で「iPhone 5の企業導入で変わるビジネスシーン」というセミナーが行われました。元々、この手のトピックのセミナーに興味があったのと、このセミナーの講師が、私も会員になっているインディペンデント・コントラクター協会(IC協会 http://www.npo-ic.org/index.php)の理事をしている中村貴彦さんということで聞きにいきました。

出たばかりのiPhone5のデモを交えながらの話は面白かったのですが、実は今回のブログのトピックは、それについてではありません。

中村さんが、このプレゼンの中で使用しているツールに私の目が止まったのでそれについてです。(まあ、知っている人は知っているんでしょうけど)