MacでプレゼンをやりながらiPadのデモを便利にやるツール
昨日、Apple Store銀座店で「iPhone 5の企業導入で変わるビジネスシーン」というセミナーが行われました。元々、この手のトピックのセミナーに興味があったのと、このセミナーの講師が、私も会員になっているインディペンデント・コントラクター協会(IC協会 http://www.npo-ic.org/index.php)の理事をしている中村貴彦さんということで聞きにいきました。
出たばかりのiPhone5のデモを交えながらの話は面白かったのですが、実は今回のブログのトピックは、それについてではありません。
中村さんが、このプレゼンの中で使用しているツールに私の目が止まったのでそれについてです。(まあ、知っている人は知っているんでしょうけど)
プレゼン自体は、Keynoteを使いながらだったのですが、その途中で中村さんがiPhone5のデモをする際に、そのiPhoneの画面が今まで見せていたkeynoteの画面の上にリアルタイムで現れました。
まず思ったのが「お、便利」
どんあツールなのかな、と思ってアプリケーションの名前を画面上で確認してみると
「Reflection」
ということで、まずApp Storeを見たのですが、同じ名前のソフトはありますが私が探しているものではないようです。ということで、あらためてネットで探してみたらありました。
ということで早速ダウンロード。
パソコンの画面上にiPadやiPhoneの画面が現れる
ちなみに、このアプリを使うとどんな風に見えるのか、というとこんな感じです。
背景は使用中のMacBook Pro、そして手前に見えているのがリアルタイムの私のiPad2の画面です。
これは、AirPlayのミラーリングを利用して実現しています。
で、これの何が良いのかというと、アプリケーションのデモの時などに便利だなと思ったのです。
というのも、私が最も馴染みの深い3D関係の業界でも、最近はiPadを使ったビューワアプリがどんどん登場しています。
少人数で話しをしながらiPadを挟んでデモをするということも珍しくないでしょうし、このようなツールのベンダーさんや販売店さんの営業の方などは、そんなデモをされているのではないでしょうか。さらに、iPadでもコネクタをつなげることで、プロジェクタで投影することもできます。
ということで、デモのシーンも変わってきました。
しかし・・・
例えばです。あなたがプレゼンをしていたとしましょう。通常は、パワーポイントもしくはKeynoteなどを使うことが多いと思います。その際には、やはりiPadではなくて、パソコンを使うのではないかと思います。
そして、その途中で例えば、iPadのアプリのデモを見せたい時などは、どうするかと言えば、一つは物理的にiPadにつなぎ替えてプロジェクトで投影するということができるでしょう。もうひとつはあらかじめ動画などを作成しておく、ということもできそうです。
でも、やっぱりライブでやるのが一番インパクトがありますね。それを出来るだけ手間がかからない方法でできれば良いわけです。
それができるのが、Reflectionというわけです。
というわけで、3Dデータのビューワを使ってみたらどうなるか、ということを実際に確認してみることにしました。
試してみたのは、
- Autodesk Inventor Publisher Mobile Viewer
- Solid Edge Mobile Viewer
- iXVL Viewer
の3つです。この3つを選んだのは、特に他意はなく自分のiPadにインストールしていたのが、この3つだったということです。
デモに使用しているサンプルは、元々これらのアプリケーションに入っていたサンプルです。
ReflectionでiPadの画面をパソコン上でリアルタイムに表示
どのアプリも問題なく動いています。完全にiPadの画面を再現しました。
Inventor publisherのviewrについては、iPadでは見えていた一部のメニューが表示されていませんでしたが、デモそのものを見せる事自体には特に問題はありませんでした。
デモが終わったらミラーリングを終了すればよいですし、再開するには再度ミラーリングをするだけなので楽です。
とりあえず、パワポなどでデモをやりながら、iPadやiPhoneでデモをやるのが楽になりそうだ、という気がしました。
仕事でこんなシーンがある方は、お試しになってはいかがでしょうか。
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