まだDMSに来ていない関係者には、「今年の状況はどうなの?」ということは聞かれるのですが、主観的な判断でいくと初日は台風4号の影響か若干低調かなと思いましたが(実際主催者発表でも昨年より初日の来場者が少なかったようです)ほぼ例年並みかな、と感じています。
もっとも賑わっているかどうかは、何を中心に見ているのか、ということにも依存しそうです。
縮小傾向のDMSに対して拡大傾向のM-TEC
どういうことかというと、一つは主催者のリードさんから出ているDMSのマップを見るとその傾向が見て取れます。
今年の出店者マップ
変わって何が増えたのかというと、機械要素展(M-TEC)ですね。
そのDMSの中でも比較的賑わっていたところと、そうでないところがありました。
おとなしいCAD、CAEに対して賑わっていた3Dプリンタ
これまでDMSの主役であったCADとかCAEは相対的に静かでした。今となっては、CADもCAEも技術的には成熟してきていて、ユーザが驚くような新機能があるというわけではないという理由もあると思います。
その一方で賑わいがあったのが、3Dプリンタのセクションでありました。ここ1,2年にわたって製造業以外の一般のメディア、テレビなどの露出が増えてきたこともありますし、新しい材料がどんどん出てきたり、低価格機が出てきたり、あるいは様々な活用事例が出てきたりとエンドユーザ側も、もっと活用できるのではという機運が出てきたからかもしれません。
日本でもいよいよ発売開始のHD1500(V-Flashの後継機)
今回のDMSは、丸々3日間をかけてじっくりと回り、3Dプリンタを中心に様々な企業のブースを回って参りました。
詳しくは@IT MONOist上で
詳しいレポートは、今後アイティメディアの@IT MONOist上で連載していきますので、ご期待ください。
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